
本記事では、画像AIでキャラクターの負傷(傷や傷跡)を再現するためのプロンプトを、イラストとあわせて紹介しています。
AIイラストを作っていると、少しずつリアリティを加えたくなることがあります。以前にバトルシーン向けのプロンプトをまとめましたが、そこに「傷」や「あざ」、あるいは「包帯」や「絆創膏」といった要素を加えると、キャラクター表現がぐっと広がります。

今回はその延長線として、バトルシーンやキャラクターデザインに役立つ「傷・怪我・傷跡のプロンプト」を紹介していきます。
最初にざっくり使える基本のプロンプトを紹介して、そのあとで種類ごと(打撲痕、擦り傷、切り傷、火傷の痕など)に詳しく見ていきます。
記事内では、あくまでプロンプトの効果を説明するためにイラストを載せています。過度な表現は避けているので、一般的な範囲の傷・怪我の描写だけ。安心して読み進めてもらえると思います。
なお以下記事にてAIでバトルシーンを再現するためのプロンプトを紹介しています。こちらも併せてご活用ください。
傷・怪我を表現する基本プロンプト
それでは早速、ざっくりプロンプトから見ていきましょう。

内容 | プロンプト |
---|---|
傷・怪我全般 | wound |
– 深い傷 | deep wound |
– 軽い傷 | slightly wound |
– 汚れ(顔や衣服) | dirty face, dirty clothes |
– 衣服の破れ | torn clothes |
– 傷の部位指定 | wound on […] |
ざっくり傷を表現したいときには、このプロンプトがいちばん手軽です。再現される傷の種類はランダムになるので、その時々で少し違った雰囲気になります。
「dirty face, dirty clothes」を組み合わせると、顔や服に汚れや破れを加えることもできます。ちょっとしたリアリティを足したいときに便利です。
また、部位を指定したいときは「wound on cheek(頬の傷)」のように書きます。cheekの部分を変えれば、腕や足など好きな位置に傷を再現できます。
傷・怪我の種類別プロンプト一覧
ここからは、傷や怪我の種類をしっかり指定して再現できるプロンプトを紹介していきます。
大きく分けると「打撲痕」「擦り傷」「切り傷」といった定番が中心ですが、それ以外にも咬み跡や目の下のあざなど、使いどころの多いプロンプトもピックアップしています。
打撲痕・あざ

傷の種類 | プロンプト |
---|---|
打撲痕・あざ | bruise, bruised skin, contusion |
擦り傷

傷の種類 | プロンプト |
---|---|
擦り傷 | abrasion, scratches, grazed skin |
切り傷

傷の種類 | プロンプト |
---|---|
赤い線状の傷 | linear wound, cuts |
頬に再現したいときは「linear wound on face」と書きます。「face」の部分を入れ替えれば、腕や足など好きな部位に変更できます。ちなみに「cuts」でも同じように切り傷を再現できます。
咬み跡(歯型)

傷の種類 | プロンプト |
---|---|
咬み跡(歯型) | bite mark, bite marks |
目の下のあざ(黒あざ)

傷の種類 | プロンプト |
---|---|
目の下のあざ(黒あざ) | light bruising under eye |
ビンタ跡(手形・赤み)


傷の種類 | プロンプト |
---|---|
ビンタ跡(手形がくっきり) | handprint on cheek |
ビンタ跡(腫れた赤み) | slap mark on cheek |
「handprint」は、手形がはっきり残るタイプで、ちょっとコミカルな雰囲気になります。そのため、プロンプト全体の設定がシリアス寄りだと、うまく再現されないことがあります。
傷プロンプトの種類ごとの違い
ここまで紹介してきた傷のプロンプトを整理すると、よく使う4種類の違いがわかります。一覧表にしてあるので、それぞれの特徴を見比べやすくなっています。
傷の種類 | プロンプト | 特徴 |
---|---|---|
傷、外傷 | wound | 広い意味での傷全般 |
打撲、あざ | bruise | 皮膚の下で出血している状態 |
擦り傷 | abrasion | 皮膚の表面が削れた状態 |
切り傷 | cuts | 鋭利な物で皮膚が切れた状態 |
ちなみに、本記事で掲載している軍服のイラストは、別記事で紹介しているプロンプトを使っています。気になる方はそちらもあわせてチェックしてみてください。
傷跡を再現するプロンプト
ここからは、「傷跡」を再現できるプロンプトを紹介していきます。
火傷の痕や古い傷跡、縫合痕など、キャラクターの背景づけにも使える表現をまとめています。
火傷の痕

傷跡の種類 | プロンプト |
---|---|
火傷の痕 | burn scar |
古い傷跡

傷跡の種類 | プロンプト |
---|---|
古い傷跡 | old scar |
縫合痕(治癒後)

傷跡の種類 | プロンプト |
---|---|
縫合痕(治癒後) | healed suture marks, evenly spaced, |
傷跡の保護に使えるプロンプト(バンデージ・絆創膏・包帯)
次は、傷跡を保護している状態を再現できるプロンプトです。
ガーゼを当てたり、絆創膏を貼ったり、包帯を巻いたりといった表現をまとめています。
バンデージ・ガーゼ

内容 | プロンプト |
---|---|
バンデージ・ガーゼ | bandage on cheek, gauze on cheek |
絆創膏(バンドエイド)

内容 | プロンプト |
---|---|
絆創膏(バンドエイド) | bandaid on cheek |
包帯

内容 | プロンプト |
---|---|
包帯 | bandages over thigh |
「bandages over 〜」のプロンプトで様々な部位に包帯を巻く状態を再現できます。
まとめ|傷・怪我・傷跡プロンプトの一覧表
ここまで紹介してきた内容を一覧表にまとめました。
傷や怪我、傷跡のプロンプトを振り返りたいときに、サッと確認できるリファレンスとして使ってみてください。
項目 | プロンプト | 部位指定の例 |
---|---|---|
傷・怪我全般 | wound | wound on cheek / wound on arm |
深い傷 | deep wound | deep wound on torso |
軽い傷 | slight wound | slight wound on hand |
汚れ(顔・衣服) | dirty face, dirty clothes | — |
衣服の破れ | torn clothes | — |
打撲痕・あざ | bruise, bruised skin, contusion | bruise on cheek |
擦り傷 | abrasion, scratches, grazed skin | abrasion on knee |
切り傷(赤い線状) | linear wound, cuts | linear wound on face |
咬み跡(歯型) | bite mark, bite marks | bite marks on shoulder |
目の下のあざ(黒あざ) | light bruising under eye | — |
ビンタ跡(手形くっきり) | handprint on cheek | — |
ビンタ跡(腫れた赤み) | slap mark on cheek | — |
火傷の痕 | burn scar | burn scar on face |
古い傷跡 | old scar | old scar on abdomen |
縫合痕(治癒後) | healed suture marks, evenly spaced | healed suture marks on chest |
バンデージ・ガーゼ | bandage on cheek, gauze on cheek | bandage on [part] |
絆創膏(バンドエイド) | bandaid on cheek | bandaid on [part] |
包帯 | bandages over thigh | bandages over [part] |
本ブログで紹介しているバトル系のプロンプト紹介記事です。こちらもぜひご活用ください。



今回は、AIイラストで使える「傷・怪我・傷跡」のプロンプトを種類ごとに整理しました。
打撲痕や擦り傷、切り傷といった基本から、火傷の痕や縫合痕、さらに包帯や絆創膏まで、具体的にまとめてあるので必要に応じて確認しやすい内容になっています。
どのように指定すれば狙い通りのイラストが生成できるかわかると、キャラクター描写の幅を自然に広げられると思います。
ぜひ本記事を参考に試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。