
本記事では、AIイラストでキャラクターが viewer(視聴者/カメラ/第四の壁)を意識している状態を再現するためのプロンプトを紹介しています。
第四の壁というのは、キャラクターと現実世界の視聴者を隔てる、見えない壁のことです。
もともとは演劇の用語として使われてきました。
例えば、以下の作例のようなものを「第四の壁に落書きをしている」などと表現します。

キャラクターに第四の壁を意識させると、
没入感が生まれて「そこにキャラクターがいる感」が強まります。


また、これらのプロンプトを知っておくとフレーミングを調整するうえでも、意外と便利だったりします。
そこで今回は、viewer(視聴者/カメラ/第四の壁)を意識させる演出のできるプロンプトを紹介していきます。
viewer(視聴者・カメラ)を意識させるプロンプト一覧
それでは一緒に見ていきましょう。
まずは、viewer(視聴者・カメラ)に関するプロンプトの種類を紹介します。
直視・カメラ目線

looking at viewer
体がカメラの正面を向く

facing viewer
viewerの横・向こうを見る

looking past viewer
下からviewerを見上げてくる

looking up at viewer
手をviewerに向かって伸ばす

reaching towards viewer
viewerを指差す

pointing at viewer
銃などでviewerを狙う

aiming at viewer
viewerに向かって走ってくる

running towards viewer
viewerに向かって歩いてくる

walking towards viewer
viewerに身を乗り出してくる

leaning towards viewer
手だけviewer側に伸ばす

hand towards viewer
viewerにプロポーズ

proposing to viewer
viewerから食べさせられる

fed by viewer, pov hand
viewerに食べさせる

feeding viewer
viewerにリードをつける

viewer on leash
viewerからリードで繋がれる

viewer holding leash, collar
viewerに向かってキスを迫る

incoming kiss
viewerに向かって抱きつこうとする

incoming hug
viewerに向かってパンチする

incoming punch
viewerに手を振ってる

waving at viewer
viewerにウィンク

winking at viewer
膝枕に誘う

lap pillow invitation
viewerがスマホ持ってる構図

viewer holding phone
viewerを催眠にかけてる

hypnotizing viewer, holding pendulum
viewerを壁ドン

kabedon on viewer
viewerを床ドン

yukadon on viewer, ceiling
viewer側が何かをする系のプロンプトについては、NovelAIでは別キャラクター欄にプロンプトを入れたほうが安定します。
viewer系のプロンプトは、viewer方向に向かって歩かせたり、何かをさせたりする指定ができるため、フレーミングを調整しやすい利点があります。
AIイラスト始めたての頃、「画面のこっちに真っ直ぐ向かってくる」構図を作りたかったのですが、上手くいかずに苦労したことがあります。「viewer」というプロンプトの指定方法を知っていれば簡単に再現することができます。
viewerを軸にしたプロンプトはどれも知っておいて損はないと思います。
| プロンプト | 内容 |
|---|---|
| looking at viewer | 直視・カメラ目線 |
| facing viewer | 体がカメラの正面を向く |
| looking past viewer | viewerの横・向こうを見る |
| looking up at viewer | 下からviewerを見上げてくる |
| reaching towards viewer | 手をviewerに向かって伸ばす |
| pointing at viewer | viewerを指差す |
| aiming at viewer | 銃などでviewerを狙う |
| running towards viewer | viewerに向かって走ってくる |
| walking towards viewer | viewerに向かって歩いてくる |
| leaning towards viewer | viewerに身を乗り出してくる |
| hand towards viewer | 手だけviewer側に伸ばす |
| proposing to viewer | viewerにプロポーズ |
| fed by viewer, pov hand | viewerから食べさせられる |
| feeding viewer | viewerに食べさせる |
| viewer on leash | viewerにリードをつける |
| viewer holding leash, collar | viewerからリードで繋がれる |
| incoming kiss | viewerに向かってキスを迫る |
| incoming hug | viewerに向かって抱きつこうとする |
| incoming punch | viewerに向かってパンチする |
| waving at viewer | viewerに手を振ってる |
| winking at viewer | viewerにウィンク |
| lap pillow invitation | 膝枕に誘う |
| viewer holding phone | viewerがスマホ持ってる構図 |
| hypnotizing viewer, holding pendulum | viewerを催眠にかけてる |
| kabedon on viewer | viewerを壁ドン |
| yukadon on viewer, ceiling | viewerを床ドン |
第四の壁を破る演出用プロンプト一覧
続いて、第四の壁をキャラクターが破るイラストを作る時のプロンプトを紹介します。
第四の壁とは
ちなみに第四の壁は演劇用語で、観客と演者を隔てる見えない境界線のことをそのように呼んでいます。

第四の壁を破るというのは、この第四の壁にキャラクターがあえて干渉していることを言います。
漫画でキャラが読者に呼びかけたり、コマを破って飛び出してくるような演出をしたりするアレです。
以下作例は以前に記事内で紹介したものです。

このようにちょっとしたネタ表現や、キャラクターの実在感を強める演出として使われます。
以下記事にて、上記の作例のほかにもさまざまな漫画の演出方法のプロンプトを紹介しています。興味のある方は、ご覧になってみてください。
第四の壁のプロンプト一覧
前置きが長くなりましたが、このように第四の壁を破る演出ができるプロンプトについて、AIイラストで比較的再現しやすいものを4つ紹介します。
第四の壁に張り付く

against fourth wall
第四の壁に描く ※

drawing on fourth wall
第四の壁からキャラが出てくる

through screen
第四の壁に液体が付く

liquid on fourth wall
※第四の壁に文字が描かれている状態を再現するには、「Text: “happy”」(NovelAIの場合)などを加えます。これで再現されない場合は「Text: “happy” on fourth wall」と記述してみてください。ただ、文字列を描写されるのはかなり不安定です(試行回数が結構必要)。
この辺りは使用する画像生成AIによって大きく左右されると思います。
| プロンプト | 内容 |
|---|---|
| fourth wall | 第四の壁 |
| against fourth wall | 第四の壁に張り付く |
| drawing on fourth wall | 第四の壁に描く |
| through screen | 第四の壁からキャラが出てくる |
| liquid on fourth wall | 第四の壁に液体が付く |
この第四の壁については、この言葉を知っていると活用の幅が広げられると思います。
以下は、Nano Banana ProとGPT Image 1.5を使ってそれぞれ生成した画像です。
第四の壁に文字を書くシチュエーションです。

Nano Banana Pro

GPT Image 1.5
実写風の場合は、以下のようなイメージになります。

Nano Banana Pro

GPT Image 1.5
添付ファイルのキャラクターを使用
drawing on fourth wall, close-up face,
第四の壁に以下の文字をカラーペンで描く
Your “Happy” Starts Here !!
それぞれベース画像を添付して生成しています。
「第四の壁」という言葉がちゃんと通じるので、このようなイラストも指示しやすいです。
普段自分で使っているメインの画像生成AIでイラストなどを作成して、それをNano BananaやGPT Image 1.5などでアレンジしていくのも楽しいと思います。


まとめ
今回は、viewer(視聴者/カメラ/第四の壁)に関するプロンプトを紹介してきました。
第四の壁破りのようなネタ表現も面白いですし、個人的にはフレーミングの調整用に活用するのもかなり便利だと思います。
viewerに向けてキャラクターが何かするように指示することで、キャラクターを真正面に向かせて、何かをさせるという指定を1つのプロンプトでまとめて行うことができます。アングルを固定しやすくなるのは地味に便利です。
また一般的なカメラアングルについては、以下記事にて紹介しています。ぜひこちらもご活用ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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