
本記事は、カメラが半分水中にある構図のプロンプト、水面で画面が上下に分かれる構図を再現するテクニックを紹介しています。
画面が水面で分割されて、半分水中にキャラクターがいる状態のイラストってありますよね。
写真の場合は「Over-Under Photography(半水面写真)」などと読んだりします。
こんな感じのイラストです。

カメラが部分的に水中にあって、ちょっと非日常的な面白い雰囲気のイラストになります。
イラストの場合は、「半水面イラスト」などと呼ばれています。
画面分割する位置もある程度はコントロールすることができます。

水中の描写が入ることで、爽やかだったり、エモかったりする雰囲気を作りやすいのが魅力です。
というわけで、今回は半水面(キャラが半分水中にいる状態)を再現するプロンプトの組み方を詳しく解説していきます。
キャラが半分水中にいる基本プロンプト
それでは早速紹介していきます。
ざっくり再現したい場合は、とても簡単で一つのプロンプトのフレーズを加えるだけです。

とりあえず、これを入れておけば再現できます。
イラストはNovelAIで生成していますが、強引にこれを入れるだけで、半分水中にいるイラストを作ってくれます。
試しに、過去に生成したことのあるプロンプトに、「partially underwater shot」を無理やり加えてイラストを生成してみました。


水面を境界線にして、ちゃんと画面を分割するようなイラストになりました。
元々あったイラストの雰囲気がガラッと変わったりするので面白いです。
半分水中イラストで使える水中・水面エフェクトプロンプト一覧
半分水中のイラストは、水のエフェクトや光のエフェクトを加えると、より綺麗なイラストにすることができます。
わたしがお勧めするエフェクトプロンプトを紹介します。
すべて「partially underwater shot」と組みあわせて使うことを前提としています。
ゆらめく網目模様

caustics
差し込む光の筋

volumetric god rays
木漏れ日の斑点

dappled light
水中の空間に差し込む光

light shafts
光の屈折

refraction
気泡

air bubbles
浮遊する微粒子

floating particles
水面の波紋

water ripples
| プロンプト | 内容 |
|---|---|
| caustics | ゆらめく網目模様、水底・物体の表面への描写 |
| volumetric god rays | 差し込む光の筋 |
| dappled light | 木漏れ日の斑点が水面などに描写される |
| light shafts | 水中の空間に差し込む光・ゆらめく光の描写 |
| refraction | 光の屈折、主に水の境界面がグニャグニャする |
| air bubbles | 気泡 |
| floating particles | 浮遊する微粒子 |
| water ripples | 水面の波紋、水面のゆらめきが描写されやすい |
半分水中構図で水面の位置を調整するプロンプトの考え方
partially underwater shotは、大抵は腰あたりから画面が分割されるようなイラストが生成されることが多いです。
これをある程度調整するためのプロンプトを紹介します。
頭から下が水中になる構図を再現するプロンプト例
まずは頭から下が水中にある状態を再現するためのプロンプトです。

girl, detailed clothes, partially underwater shot, head above water, shoulder below water, hair clinging to face, outdoors
「hair clinging to face」を加えると、髪の毛が顔に張り付くのと同時に、水面に漂うような状態になりやすく、結果的に頭から下が水没する状態になりやすいです。
※やや難易度高めです。ある程度の生成回数が必要です。

girl, detailed clothes, partially underwater shot, head above water, shoulder below water, hair clinging to face, standing, wide shot, light shafts, bare legs, bare feet, tropical fish, seafloor, sunset
引きの構図は、さらに生成難易度は高めな印象です。
安定させるコツは水中内の要素の記述量を増やすことです。逆に水上の要素のプロンプトの記述量が増えると、腰あたりから上が水面に出やすいです。
キャラクターを完全に水没させた状態で水面分割するプロンプト
水面で画面は分割されているけど、キャラクターだけは完全に水没させてみたくて作ってみました。

girl, black short hair, blue eyes, detailed clothes, partially underwater shot, head below water, standing, submerged, air bubbles, volumetric god rays, light shafts, ocean, city, seafloor
あえて服や構図の指定はしていないので、結構ランダム要素は強めですが、キャラクターはほぼ水没した状態で生成されます。
ただ、キャラクターが天地逆に再現される場合もあります‥笑。

これは先ほど紹介したプロンプトに対して「standing → swimming」に変更し「wide shot」を加えて生成したものです。
wide shotを加えると安定しやすいです。
膝から上が水面に出る構図を再現するプロンプト例
今度は逆に水面がかなり下にある状態で画面を分割するように調整するプロンプトです。

girl, black short hair, blue eyes, serafuku, partially underwater shot, knees above water, bare feet, standing, holding loafers, skirt flip, blue sky, pool, school building, fence, winds
ざっくりと、ここまでのプロンプトをまとめますと、
コントロールするために使用しているプロンプトの書き方は2種類です。
ただし、全体に書いているプロンプトの量の影響を受けやすい点には注意が必要です。水面より上に描写されるプロンプトが多いと、水面は下にいきやすくなり、逆に、水面より下の描写が多い場合は、水面の境界線が上にいきやすくなります。
もうひとつオマケの作例とプロンプトです。

girl, brown long hair, blue eyes, hair clinging to face, blush, parted lips, looking back, thighs, blue bikini, adjusting swimsuit, partially underwater shot, submerged, seafloor, light shafts, air bubbles, ocean, summer, tropical fish, chest below water, from behind, outdoors, day, backlighting, blurry foreground
まとめ

今回はキャラが半分水中にいる構図(partially underwater shot)を再現するプロンプトを紹介してきました。
水の境界線が描かれて、涼しげで爽やかな印象のイラストになるので、個人的にも好みのジャンルです。
再現自体はめちゃくちゃ簡単にできるので、これに加えて本記事で紹介したエフェクト関連のプロンプトもぜひ加えてみてください。また、光に関する全体的なプロンプトを以下記事にて紹介していますので、こちらも興味がありましたらご活用ください。
なお、泳ぎや水中アクションに関するプロンプトを以下の記事にてまとめてあります。半水面のイラストに応用することができますので、こちらもお勧めです。
光のエフェクトを加えつつ半水面のイラストを試してみていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています!ぜひぜひ気軽に残していってください。




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