
本記事では、AIイラストでスパッツやレギンスを使った色んなコーデを再現するためのプロンプトを紹介します。
スパッツは、脚にピタッとフィットする短めのパンツのことです。
もともとはインナー用で、スポーツユニフォームの下に履いたり、スカートの下に重ねたりするのが定番です。女子高校生が制服の下に履く「くろぱん」も、その代表ですね。
海外だと「leggings(レギンス)」や「bike shorts」に近いアイテム。インナー感覚のものだったのが、最近はアウター寄りにもなってきていて、ファッションコーデのひとつとして取り入れられています。
そこで今回は、そんなスパッツを合わせた可愛いファッションコーデをAIイラストで表現するためのプロンプトをまとめました。
実際のトレンドに寄せつつ、オリジナル要素を組み合わせた内容です。美少女イラストなどに使うと、めちゃくちゃ可愛く仕上がるのでぜひ試してみてください。
スパッツ・レギンスの基本プロンプト(丈別)
まずは、スパッツやレギンスの丈ごとに使える基本プロンプトから見ていきましょう。
ショート丈、ハーフ丈、7分丈、アンクル丈など、それぞれに合ったプロンプトがあります。どれもAIイラストでの再現性に関わる大事なポイントなので、最初に整理しておくと使いやすいです。
ショート丈

bike shorts
ハーフ丈(※)

tight bermuda shorts
7分丈

capri leggings
くるぶし丈(アンクル丈)

leggings
内容 | プロンプト |
---|---|
ショート丈のスパッツ | bike shorts |
ハーフ丈のスパッツ(膝上) ※再現難易度:高め | tight bermuda shorts |
7分丈のレギンス(膝下) ※再現難易度:やや高め | capri leggings |
くるぶし丈のレギンス(アンクル丈) | leggings |
ショート丈とアンクル丈のレギンスは、安定して再現しやすいです。逆に難しいのがハーフ丈や7分丈あたり。AIイラストのモデルによっても違いますが、この微妙な長さをきちんと出すのは、やっぱり難易度が高めです。
※ちなみにバミューダパンツは本来スパッツではありません。ただ、「tight」のプロンプトをつけることで脚にフィットさせて、スパッツっぽく流用できます。重ね着を前提にすればウエスト部分は隠れるので、実用上は問題なし。少し強引ですが、再現手段のひとつとして押さえておくと便利です。
ハーフ丈・7分丈の再現調整プロンプト
内容 | プロンプト |
---|---|
ハーフ丈を指定する | knee-length [tight bermuda shorts] |
膝上を指定する | above-the-knee [tight bermuda shorts] |
膝下を指定する | below-the-knee [tight bermuda shorts] |
ハーフ丈あたりをきれいに再現するには、少し強引な書き方をした方が安定することがあります。バミューダパンツは本来ひざ丈ですが、そこにあえて「knee-length」を足すと、ハーフ丈寄りに寄せられます。さらに思い切って「long knee-length bermuda shorts」と書けば、よりハーフ丈っぽさを出せるケースもあります。
同じように、カプリ丈はもともと7分丈を指す言葉ですが、ここに「above-the-knee」や「below-the-knee」を組み合わせると、ひざ上・ひざ下に調整する効果が出てきます。英語的には不自然ですが、プロンプトとしては有効です。
このあたりの丈感は再現が難しいので、試行回数を重ねながら調整するのがコツです。根気は必要ですが、狙った長さに近づけるための手段として覚えておくと役立ちます。
1分丈(くろぱん)の再現プロンプト

内容 | プロンプト |
---|---|
1分丈のスパッツ | tight nylon micro shorts |
くろぱんは、女子高校生の制服スタイルでよく見られるスパッツの一種で、スカートの下に履いて安心感をプラスする役割があります。いまはJKの定番アイテムとして広く使われていますね。AIイラストで表現する場合は、「micro shorts」や「bike short shorts」といったプロンプトを使うと近い形に再現できます。
ただし通常の角度からは描写されにくいので、ジャンプや走るといった動きのあるシーンに合わせると自然に活かせます。ミニスカートの可愛さをそのままに、チラ見え感を防ぎながら爽やかさやアクティブさを演出できるのが特徴です。
スパッツ・レギンスを使ったコーデのプロンプト集
リボン付きピンクセーター×黒レギンス|ガーリー基本系

oversized pink sweater with white ribbon on front chest, sleeves with thin lace-up detail on sides, black nylon leggings, visible black spaghetti strap, white sneakers
レギンスを合わせるときの定番コーデといえば、オーバーサイズのゆったりセーターとの組み合わせ。トップスはふんわり、ボトムスはスリムなレギンスでしっかりメリハリがつきます。
肩出しを再現するために「visible black spaghetti strap」のプロンプトを加えるのがポイント。さりげなく女の子らしい華奢な雰囲気を出せます。
ゆったりセーターのリラックス感と、レギンスでスリムに描かれた脚。この対比で、可愛いガーリーテイストがしっかり表現できます。
ブレザー×スパッツ(海外・K-POP系)

tailored light blue blazer, white T-shirt with small front logo print, tight jet black bike shorts, white slip-on flats, thin silver anklet
これは、海外で人気のあるスパッツコーデのひとつです。K-POPアーティストが取り入れたりもしているスタイルです。
ポイントは、ボトムスをスパッツだけにしてスタイルの良さをしっかり見せること。そこにフォーマルなジャケットとシンプルなTシャツを合わせることで、全体が健康的で爽やかな印象になります。プロンプトもシンプルなもののみで組み立てられるので、再現しやすいのも魅力です。
バギーショーツ×膝丈レギンスのレイヤード

gray shirt, crop top overhang, visible strap, wide beige baggy shorts, black knee-length capri leggings, white platform sneakers
バギーショーツのゆったり感から、スリムなレギンスが見えるのが可愛いポイント。この「隙間」こそが大事なコーデです。
トップスはへそ出しルックで、全体をアクティブな雰囲気に。さらに、Tシャツの下にはスポブラを着ている想定ですが、プロンプトにそのまま書くとごちゃごちゃしがちです。
そんな時は「visible strap」を加えるだけで十分。ストラップが見えるだけで自然に表現できるし、プロンプトもシンプルにまとまります。
JK制服ミニスカ×スパッツ(くろぱん)

japanese schoolgirl uniform, white blouse, red ribbon tie, beige cardigan, navy plaid pleated mini skirt, black bike shorts under skirt
これは、JK制服スタイルにスパッツをプラスしたコーデです。スパッツを1つ加えるだけで、印象がぐっと変わります。
ただし、制服とスパッツを合わせると少しのっぺりして見えることもあります。そんなときは、スカートに「plaid(格子柄)」のプロンプトを入れておくといい感じです。柄のおかげで立体感が出て、全体がバランスよく仕上がります。
赤シャツ×ドルフィンショーツ×膝丈レギンス|スポーティ

red sleeveless V-neck shirt with white piping, crop top overhang, small white petal logo print on front, red wide dolphin shorts, black knee-length capri leggings, red sneakers
これは、バスケユニフォーム風のスポーティなコーデです。ドルフィンショーツにスパッツを合わせることで、動きやすさとシャープさが強調されます。
スポーツ系のアイテムとスパッツの相性はかなりいいですね。アクティブな雰囲気をしっかり出したいときにおすすめの組み合わせです。
オレンジパーカー×サイド文字レギンス

oversized orange hoodie, navy leggings with white vertical text along sides, sneakers with orange trim
海外セレブのインスタを見ていると、スポーツカジュアル×レギンスの組み合わせでよく登場するのがこのスタイルです。ポイントは、レギンスに入った縦ラインの文字デザイン。
プロンプトに「with white vertical text along sides」を加えるだけで、簡単に再現できます。ラフなコーデなのに、この一工夫で一気に洗練された雰囲気になります‥不思議です。
ベージュカーデ×スパッツ|厚底ブーツ合わせ

black oversized T-shirt with monochrome scenery print, beige cardigan, black tight bike shorts, black platform boots
スパッツのコーデをきれいに見せるコツは、上半身にちょっと立体感を足すことです。おすすめは、オーバーサイズのトップス(oversized T-shirt)やシャツにプリントを入れる方法(with monochrome scenery print)。これなら自然にバランスが取れます。逆に、小物や重ね着で立体感を出しすぎると、スリムなスパッツとのコントラストが強くなりすぎて不自然になることもあります。そこは気をつけたいポイントです。
フリルブラウス×レギンス×バミューダ

frilled off-shoulder white blouse, visible white spaghetti strap, white bracelet, wide grey bermuda shorts over capri leggings, white platform sneakers
フリルブラウスでガーリーな雰囲気を出しながら、ボトムスは本来の使い方であるバミューダパンツのプロンプトを使用。その下にカプリレギンスを合わせたコーデです。甘さとカジュアル感のバランスが取れる組み合わせになっています。
ネグリジェ×白スパッツ|ラウンジコーデ

sheer yellow negligee with delicate white lace hem and tiny satin bows on straps, layered over white bike shorts, white ballet slippers with thin ribbon ties around ankles, soft translucent fabric, white long loose socks
透け感を出したいときは「negligee(ネグリジェ)」のプロンプトが便利です。淡い質感のトップスとして再現できるので、白のスパッツと組み合わせるとフェミニン寄りのコーデになります。柔らかくて可愛い雰囲気を出したいときにぴったりです。
シャツワンピース×カプリレギンス|同系色サンダル

long light blue dress shirt with collar and front buttons, rolled-up sleeves, light pink capri leggings, light pink sports sandals with white sole and criss-cross straps, small ribbon detail on ankle strap
長めのシャツワンピースにレギンスを合わせたコーデです。シャツには「oversized〜」のプロンプトを加えて、ゆったりシルエットにすると全体がより自然にまとまります。
まとめ
今回は、スパッツやレギンスをAIイラストで再現するためのプロンプトを丈ごとの基本やコーデ例とあわせて紹介してきました。あらためて、本記事で紹介した要点をシンプルにまとめます。
内容 | ポイント |
---|---|
丈ごとの基本プロンプト | ショート丈・ハーフ丈・7分丈・アンクル丈を整理 |
再現のむずかしさ | ハーフ丈・7分丈は調整が必要 |
くろぱん(1分丈) | micro shorts や bike short shorts で対応 |
コーデの工夫 | オーバーサイズやプリントでバランスをとる |
コーデ例 | 制服・スポーティ・ガーリーなど幅広くプロンプトを紹介 |
スパッツはシンプルなアイテムですが、合わせ方や丈感で雰囲気が大きく変わります。今回の内容が、少しでもコーデやプロンプト作りのヒントになればうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。