抑える・たくし上げる・広がる|スカートまわりの動作を再現するプロンプト集

抑える・たくし上げる・広がる|スカートまわりの動作を再現するプロンプト集 画像生成AI

突然ですが、スカートって‥やっぱり可愛いですよね。

女の子の魅力を引き立てるイラストを描くとき、欠かせない存在だと感じています。

今回は、そんなスカートを軸にした動作仕草のプロンプトを、イラストとあわせて紹介します。

美少女イラストを描く中で、スカートを活かしたポーズにはたくさんのバリエーションがあります。裾をそっとつまんだり、回転してふわりと翻ったり、どれも女の子らしさを自然に引き出してくれる大切な要素です。

こうしたスカートにまつわる動きや仕草は本当に種類が豊富で、すべてを網羅するのはなかなか難しいのですが、今回は、私が普段スプレッドシートにまとめている中から、よく使われるものや、可愛らしさを演出しやすいもの、人気のあるプロンプトを選んで紹介していきます。

なお、スカートのプロンプトを種類ごとにイラスト付きで以下記事にて紹介しています。

スカートを手で扱う定番ポーズ|つまむ・持ち上げ・整える仕草の一覧

スカートの裾を抑える動作|AI画像

skirt hold

スカートの裾をたくし上げる動作|AI画像

skirt lift

カーテシーの際に裾を持ち上げる動作|AI画像

curtsy hold

スカートのウエスト部分を直す動作|AI画像

waistband tug

スカートのウエスト部分を軽く直す動作|AI画像

skirt adjust

スカートの裾をつまみ、かごのように広げる動作|AI画像

skirt basket

ここで紹介するのは、主にスカートの裾に関わる動きやポーズに関するプロンプトです。

実は、スカートの裾だけをとってみても、想像以上にたくさんのバリエーションがあります。

たとえば、夏の爽やかな風の中で、スカートの裾をそっと押さえながら佇む女の子。そんな一場面だけでも、十分に魅力のあるイラストになります。

また、スカートの裾に手を添えるような仕草は、見る人の目を引く印象的な動きにもなりやすく、
どこか目が離せなくなるようなシーンを描くときにもよく使われます。

スカートの裾をつまむ・持ち上げる・整えるプロンプト一覧

よく知られているものに加えて、私自身がふだん使っている中から、スプレッドシートにまとめてあるプロンプトの一部を抜粋して紹介しています。

スカートの動作プロンプト(呪文)
スカートの裾を手に持つ、または軽く押さえる動作skirt hold
スカートの裾の端を指先でつまんでいるpinched skirt hem
スカートの裾を親指と人差し指の二本の指で小さくつまんでいるtwo-finger skirt pinch
お辞儀(カーテシー)をする際に、両手でスカートの左右を持ち広げる動作curtsy hold
スカートをたくし上げる動作skirt lift
スカートの裾の端を軽く持ち上げている(歩行時やポーズなど)lifting skirt edge
スカートの裾をわずかに持ち上げ、脚のラインをさりげなく見せているsubtle skirt lift
スカートの片方の裾だけを少し持ち上げているside skirt lift
スカートのウエスト部分を軽く手で直しているskirt adjust
スカートのプリーツを手で軽く撫でて整えているpleat smoothing
立ち上がった直後に、スカートの裾の皺を伸ばしている様子skirt straighten
スカートのウエストバンドを指で軽く引っ張っている様子waistband tug
太ももの外側あたりにあるスカートの裾を指先で軽くつまんでいる様子hip-side skirt grasp
スカートの裏側に手を入れ、内側からそっと持ち上げている様子hand under skirt fold
スカートのウエストバンドをくるっとねじって、丈を調整しているskirt waistband flip
スカートの前部分をベルトに挟み込んでいるskirt tuck in belt
スカートの裾を両手で持ち、まるでかごのように広げているskirt basket

不安・恥じらいを表すスカートの動き|感情が伝わる仕草のプロンプト集

スカートの裾を引っ張って抑える動作(めくれ防止・位置調整)|AI画像

skirt tug

スカートの裾を軽く持ち上げる動作|AI画像

skirt pull

スカートをひらりと翻す動作|AI画像

skirt flip

スカートの裾がめくれないように押さえているポーズ|AI画像

skirt hold down

太ももを強く閉じて、スカートがめくれないようにしている動作|AI画像

skirt squeeze thighs

不安や緊張から、スカートの裾を握りしめている動作|AI画像

nervous skirt clutch

主に女の子の気持ちの動きから生まれるスカートまわりのプロンプトです。

たとえば、不安なときに思わずスカートに手を添えてしまうしぐさや、突風を受けて咄嗟に裾を押さえる反応、それに続くように、恥ずかしさから焦って裾を握りしめる場面など、どれも心の動きが動作となって表れているものです。「感情がきっかけになるスカートの動き」を中心に整理しています。

不安・羞恥の気持ちからくるスカートの動作プロンプト一覧

スカートの動作プロンプト(呪文)
スカートを軽く引っ張る、または引き下げる動作(めくれ防止、位置調整など)skirt tug
スカートの裾を軽く持ち上げる、または払うような動き(歩行時、座る時など)skirt pull
スカートを翻す、またはひらりとさせる動作(意図的、または動きによるもの)skirt flip
スカートを掴む動作(めくれ防止、または不安などによるもの)skirt grab
両手でスカートを軽く引き下げる、または抑える動作(めくれ防止など)both hands skirt tug
スカートの裾がめくれないように押さえている状態skirt hold down
強風でめくれ上がったスカートを脚で挟んで押さえている状態wind blown skirt hold
太ももを強く閉じて、スカートがめくれないようにしている動作(不安、羞恥心など)skirt squeeze thighs
不安や緊張から、スカートの裾を握りしめている様子nervous skirt clutch

回転・ジャンプ・歩きによるスカートの揺れ方|動きに連動するプロンプト集

回転によってスカートが大きく広がっている様子|AI画像

twirling skirt

着地の勢いでスカートがふわっと舞い上がる様子|AI画像

skirt flutter landing

わずかな動きに合わせてスカートの裾がゆるやかに揺れている様子|AI画像

skirt sway idle

女の子の動きに連動して、スカートが自然に揺れたり広がったりするプロンプトです。

たとえば、元気に回転したときにスカートがふわっと広がる場面や、呼吸やちょっとした身振りに反応して、スカートがやわらかく揺れるような描写など、大きな動きからほんのわずかな変化まで、さまざまなかたちがあります。

実際にイラストを生成してみると、スカートにほんの少し動きを加えるだけで、全体の雰囲気がぐっと変わってくるのを感じます。ごく細かい動きでも、丁寧に指示を出すことで印象が豊かになるので、奥深さを感じるところです。

なお、どのプロンプトも基本的には「スカートがふわっと動く」ことに変わりはないのですが、なるべくその状況に合った言葉でAIに伝えるほうが、個人的にはおすすめです。スカートだけで見れば似たような動きでも、動作に合わせた指示を心がけることで、AIが読み取る周辺の情報にも違いが出てくることが多く、イラスト全体のまとまりにも良い影響があるように感じています。

動きに合わせてスカートが揺れるプロンプト一覧

スカートの動作プロンプト(呪文)
回転によってスカートが大きく広がっている様子twirling skirt
高速で回転し、その勢いでスカートが大きく広がっている様子flared spin
優雅に回る動作に合わせて、スカートが柔らかく揺れている様子graceful skirt swirl
スキップする動きに合わせて、スカートの裾がリズミカルに跳ねている様子cheerful skirt bounce
早足で歩くことで、スカートが波のように揺れる様子skirt ripple walk
ジャンプした瞬間に、スカートが大きく広がる様子skirt flare jump
高い所から着地した際の勢いで、スカートがふわっと舞い上がる様子skirt flutter landing
静止した状態で、呼吸やわずかな動きに合わせてスカートの裾がゆるやかに揺れている様子skirt sway idle

座る・しゃがむ・膝まわりの動作でスカートが動く場面

ひざまずいた姿勢で、スカートの裾を膝の上に集めている様子|AI画像

kneeling skirt gather

膝の上に手を置いて、スカートの裾を抑えている様子|AI画像

lap cover skirt hold

脚を組んだ状態で、スカートの裾を手で引き寄せている様子|AI画像

cross-leg skirt pull

ここで紹介するのは、女の子の動きにともなってスカートが反応するプロンプトの中でも、主に下半身まわりの動きがきっかけになるものです。

前の章では、全身を使った大きな動きによってスカートが揺れるようなシーンが中心でしたが、今回は、座る・立ち上がる・しゃがむといった日常的な動作によって、さりげなくスカートが動く場面を扱っています。

こういった仕草は大きく目立つものではありませんが、その分、丁寧に描かれることで、イラスト全体に自然さや空気感が加わります。

また、こうした動作を描くときに、あえて女の子の目線を外して、手元やスカートの方に注意を向けさせるようにすると、スカートを整えている姿をそっと見守るような構図になり、よりその瞬間を感じ取りやすくなります。

座り方・膝周辺の動作に関するスカートプロンプト一覧

スカートの動作プロンプト(呪文)
ひざまずいた姿勢で、スカートの裾を膝の上に集めている様子kneeling skirt gather
座った状態でスカートを膝の上に整えるように広げているsitting skirt spread
膝の上に手を置いて、スカートの裾がめくれないように抑えている様子lap cover skirt hold
スカートの裾全体を脚の上にふんわりと掛けている様子skirt drape over legs
脚を組んだ状態で、スカートの裾を手で引き寄せている様子cross-leg skirt pull
ベンチに座る際に、スカートの横の裾を軽く引っ張って整えている様子skirt tug side-seat

階段・風・障害物などの環境要因で動くスカートのプロンプト集

両手をポケットに入れていることで、スカートの裾がわずかに引っ張られている様子|AI画像

skirt pocket tuck

階段を上るためにスカートの裾を持ち上げている|AI画像

skirt hitch up stairs

手の甲でスカートの後ろ側をさっと払う様子|AI画像

rear skirt brush

弱い風が吹いて、スカートが自然に広がっている様子|AI画像

skirt flare in breeze

スカートの裾がドアに挟まっている状態|AI画像

skirt caught door

乗り物に乗降する際に、後ろのスカートの裾を手で引いて整えている|AI画像

skirt pull back ride

最後に紹介するのは、主に外からの要因によってスカートが動くプロンプトです。

ここまで、感情や身体の動きなど内側からの反応によるものを中心に見てきましたが、この章では、たとえば階段を登るために裾を持ち上げる動作や、水たまりを避けるためにスカートをたくし上げる動き、あるいはドアに裾が引っかかって、それを引き抜こうとする場面など、周囲の状況や環境に応じてスカートが動くケースをまとめています。

スカートそのもののプロンプトは、これまでに紹介したものと重なる部分もありますが、ここでは状況に応じた要素を加えることで、全体の場面に広がりが生まれます。

日常の中で起こりそうなちょっとした出来事を取り入れることで、スカートの動きにも意味が生まれ、より印象に残る仕上がりになることが多いように思います。

環境・障害・状況操作によって変化するスカートの動作一覧

スカートの動作プロンプト(呪文)
両手をポケットに入れていることで、スカートの裾がわずかに引っ張られている様子skirt pocket tuck
片手をポケットに入れていることで、スカートの裾が引っ張られている様子one-hand pocket pull
階段を上るために裾を持ち上げているskirt hitch up stairs
水たまりを渡るために、スカートの裾を手で掴んで持ち上げている様子skirt lift crossing puddle
後ろ手でスカートの裾を軽く跳ね上げている様子skirt flip back
手の甲でスカートの後ろ側をさっと払う様子rear skirt brush
弱い風が吹いて、スカートが自然に広がっている様子skirt flare in breeze
風やジャンプなどによって、スカートの裾が手を使わずにふわっと舞い上がっている様子hands-off skirt billow
歩行時にスカートの裾が草に触れて揺れている様子skirt edge brush grass
スカートの裾先が水に浸って少し濡れている様子skirt hem dipped water
スカートの裾がドアに挟まっている状態skirt caught door
スカートの裾が椅子に引っかかっている状態skirt caught chair
乗り物に乗降する際に、後ろのスカートの裾を手で引いて整えているskirt pull back ride
歩きながら、後ろのスカートの裾を手で払うような仕草をしている様子skirt sweep gesture
足元を気にしながら控えめに歩き、ミニスカートの裾が小刻みに揺れている様子mini skirt shuffle
スカートの裾が何らかの物体(椅子、ドアなど)に引っかかっている状態skirt caught on object

AIが理解しづらいスカート動作の再現とその対策方法

ここでは、AIがうまく理解できなかったり、別の動作と誤解されてしまって、再現が難しくなるプロンプトのパターンと、そういったときの対処法について紹介します。

たとえば比較的再現が難しいと感じるものの一つに、「skirt pull back ride」があります。
これは、女の子が車やバス、電車などの座席に座る直前に、少し腰をかがめて後ろのスカートの裾を気にしているようなポーズを想定しています。座ったときにスカートが皺にならないように、手で裾を軽く後ろに引いてから腰を下ろすような動きです。身だしなみの一環として日常的によく見られる動作です。

こういった動作は、成功する時は一度で理想に近い形が出ることもありますが、うまく伝わらない場合は何度試しても崩れてしまうことがあります。実際に、私自身もこの動作を狙っていてハマってしまい、なかなか思い通りにいかなかったことがありました。

AI生成失敗例|スカートの裾を整える動作の失敗ケース1
AI生成失敗例|スカートの裾を整える動作の失敗ケース2
AI生成失敗例|スカートの裾を整える動作の失敗ケース3

上に載せたのは、そんなうまくいかなかったときの例です。ポーズが定まらずどれも手の位置が中途半端です。
わたしがゴチャゴチャと指定したせいでAIも混乱したのか、気のせいか女の子の顔も戸惑っているような‥そんな感じになっちゃいました。

スカートが皺にならないように、手をさっと動かす仕草を表現したかったのですが、AI側が動作の意味を正確に把握できていないようでした。

このようなとき、私がよく使っている方法のひとつが、ChatGPTに一度「その動作」をネットで検索させることです。たとえば、「これは、女の子が座席に座る時に、スカートを手で押さえながら座ろうとしている動作だよ、ネットで調べて学習して」といったかたちで指示し、ChatGPT側が動作の意図を理解したうえで、改めてイラスト生成に取り組むと、再現の精度が一気に上がることが多いと感じています。

MidjourneyやStable Diffusionに応用したい場合も、まずはChatGPTに動作の構造を理解してもらったうえで、手の動きや腕のポジションに関する記述を英語で書き出してもらい、それをタグ形式のプロンプトに変換するようにしています。「タグ形式に変換して」と伝えれば、そのまま使える形に整えてくれるので便利です。


本記事では、スカートを中心にした様々な動作や仕草を分類し、それぞれに対応するAI用プロンプトとイラスト例を紹介してきました。

紹介した内容は大きく以下の5つに分かれます。

  • 手でスカートに触れる仕草(つまむ・持ち上げる・整える)
  • 不安や恥じらいなど感情から生まれる動作
  • 回転や歩行などの全身の動きに連動するスカートの揺れ
  • 座る・しゃがむなどの下半身まわりの動作に伴う変化
  • 階段・風・障害物など、外的な環境要因によって変化するケース

これらの動作はどれも、「スカートがどう動くか」という一点を通して、女の子らしい自然な仕草や空気感を引き出すために役立ちます。

AIでイラストを生成する際には、こうした動きのプロンプトを的確に選ぶことで、キャラクターの印象や場面のリアリティに大きく差が出てきます。ぜひ、ご自身の表現に合ったプロンプトを見つけて、活用してみてください。


女の子のスカート関連の名前とプロンプトは以下の記事たちで紹介しています。

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