本記事では、対話型AIに対して有効な役立つプロンプトを紹介していきます。
わたしが日常的に使っていて便利だと感じているプロンプトや、SNSで話題になっている人気のプロンプトをまとめました。目的別に分類しているので、目次から探していただくと見つけやすくなっています。ここで紹介しているプロンプトは、ChatGPT(GPT-4o)をベースにしていますが、最近の他の対話型AIでも十分に活用できます。
思考整理・アイデア出しに役立つプロンプト
自分の思考を補強したい場合は?
{自分で書いたテーマ}
マインドマップをデザイン思考を駆使して第三階層までテキストで書いて
ニュースや原稿を視覚的に頭に入れたい時は?
{ニュースの全文をコピペ}
ビジュアルノート化して教えて
苦労して出力させた答えを次から一発で出したい場合は?
あなたが出した最終結果を次回から一発で出すための指示プロンプトを汎用性を持たせて書いて
疑問を埋めながら進めたいときは?
{内容について}
必要に応じてステップバッククエスチョンを行って進めて
多角的にアイデアを出したいときは?
{テーマについて}
SCAMPER法を用いて提案して
対話しながら本質を探りたいときは?
{テーマについて}
ソクラテス式対話を進めて、理解を深めるための質問をステップバイステップで投げかけて
迷っているときの整理法は?
3つの選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを教えて
例えで理解したいときは?
例え話で説明して
比較して判断したいときは?
AとBを比較して、どっちが向いてるか教えて
何を聞けばいいか思いつかないときは?
このテーマで何を聞いたらおもしろくなる?
表現・発信に使えるプロンプト
AIが書いた文章をもっとよくしたいときは?
あなたの文章は60点です。100点になるように自分で考えてリライトしてください。
もっと本音が知りたいときは?
泥酔してぶっちゃけて話して
SNSに載せるネタを作りたいときは?
X(旧Twitter)でバズりそうな内容でまとめて
信頼感を出したいときは?
テレビ番組の専門家が話す風に説明して
発信の仕方に悩んだときは?
{自分で書いた本文}
この内容で発信するとしたら、どんな言い方がいい?
商品の魅力をうまく伝えたいときは?
推しの商品を愛でるように紹介して
少し知的に見せたいときは?
知的に聞こえるように言い換えて
インスタ向けの投稿を考えたいときは?
{内容について}
インスタの1枚画像で伝える解説にして
YouTubeの台本を作りたいときは?
YouTuberが話すように台本風にして
文章をブラッシュアップしたいときは?
プロの編集者になって、文章を磨いてください
ただ文章を綺麗にしたいときは?
{書いた文章}
上記の文章を余計なことはしないで綺麗にして
学びたい・理解したいときのプロンプト
ゆっくり解説で教えてほしいときは?
{自分で書いたテーマ}
ゆっくり霊夢、ゆっくり魔理沙の対話形式で説明して
疑問を理解したいときは?
{疑問内容}
おせっかいな先生口調でおせっかいに教えて
特定の分野で詳しく知りたい時は?
{疑問内容}
{分野}のメンターとして振る舞い、この領域を始める人へのアドバイス、洞察、実践的なヒントを提供して、かつ、よくある落とし穴とその克服方法も含めて
SNSで見つけたプロンプトの出力結果の指示方法がわからないときは?
{テキストまたはイラストを貼り付けて}
同じ回答結果を得られるやり方を教えて
時間がないとき、結論だけ知りたいときは?
今すぐ知りたいから、3行で結論だけ教えて
説明を気楽に読みたいときは?
リラックスしながら読めるように、雑談混じりで説明して
情報の正しさを確かめたいときは?
これって本当に正しい?根拠付きで説明して、根拠が示せない文章は書かないで
完全な初心者で不安なときは?
完全初心者に優しく手を取るように教えて
難しい言葉を避けたいときは?
小学生にわかるように教えて
日常・感情サポートに使えるプロンプト
よく使う指示をショートカットしたいときは?
えん
私が、上記の言葉で指示した場合、「英語に翻訳してください。」と言う指示だと思ってください。これはショートカットとして記憶してください。
雑談ネタが欲しいときは?
初対面でも会話が盛り上がる雑談ネタを5個教えて
気持ちをうまく言葉にしたいときは?
{内容について}
うまく言えないこの気持ちを言葉にして
AIが言うことを聞かなくなったときに使えるプロンプト
前やった時は出来ましたよ、思い込みで否定しないで
私の指示を確認して、指示に従っていない部分を教えて
300文字(希望の倍を設定)で書いて
このチャット内の私の指示内容を全部忘れて
杓子定規な説明はしないで
一回深呼吸して
ChatGPTで欲しい答えを引き出す6ステップ
AIは、質問の仕方によって答えの質が大きく変わります。
これからは「AIにどう聞くか」が重要であり、そのカギとなるのがプロンプトの設計です。
基本は、以下の3点を押さえること。
- ペルソナ(役割)を与える
→「誰として答えるか」を指定する - 目的を明確にする
→「何を知りたいのか」をはっきり伝える - 対象者を絞る
→「誰向けの回答か」を設定する
たとえば、
「マーケティングについて教えて」ではなく、
「あなたは広告代理店で10年働くプロです。20代女性向けに売る方法を教えてください」
と聞くと、回答の質がグッと上がります。
AIは万能ではなく、聞き方がすべて。
うまく活かすには、まず問いの設計力がカギになります。
そのためのコツは以下の6つです。
① 役割を与える
AIは“どんな視点で答えるか”が決まっていると、一気に賢くなる。
特に専門職や人物設定があると、答えに一貫性が出ます。
❌「ライティングのコツ教えて」
✅「あなたはベストセラー作家です。初心者向けの文章術を教えてください」
② 制約条件を伝える
制限を設けると、答えが狭まり、実用性が増します。
金額、時間、ターゲットなどを伝えるのがコツ。
❌「新商品アイデアを出して」
✅「開発費は50万円以内、Z世代向け、3ヶ月以内に発売できる新商品を3つ考えて」
③ 背景や状況を説明する
AIは“前後の文脈”に強い。背景があると、回答の精度が劇的にアップします。
❌「広告文を作って」
✅「20代女性向けの新しいコスメブランド。SNS広告に使えるキャッチコピーを考えて」
④ 出力形式を指定する
「箇条書き」「表」「ストーリー形式」など、答え方を伝えるとより使いやすい形で返ってくる。
❌「転職活動の進め方教えて」
✅「転職活動のステップを、5つの箇条書きで整理してください」
⑤ 目的を明確にする
最終的に「どうしたいのか」「何を得たいのか」をAIに伝えると、目的に向かった答えになります。
❌「節約術を教えて」
✅「月5万円の生活費で1万円浮かせるにはどうしたらいいか、具体策を3つ教えて」
⑥ 例を提示する
たった1つの例があるだけで、AIはあなたの意図をぐっと理解しやすくなります。
❌「ポートフォリオの構成を考えて」
✅「『プロフィール→制作事例→お問い合わせ』のような構成で、ポートフォリオサイトの構成案を提案して」
まとめ
AIは、こちらが「どんな視点で、何を、どのように出してほしいか」を明確にするほど、答えが鋭くなります。キーワードは:具体性・制約・ゴール・文脈・例 です。
本記事が、自分にあったプロンプト作りの参考になれば嬉しいです。
コメント