
本記事では、ChatGPTで使えるi2iのポーズ画像の素材とプロンプトの使い方を紹介しています。
i2iとは、画像をもとにして新しい画像を生成する方法のことです。「Image to Image(イメージ・トゥ・イメージ)」の略で、AIに参考となる画像を見せて、その内容をもとに別の画像を作ってもらうことができます。
画像生成では、「元気よく走っている女の子」のように、作りたいものをテキストのプロンプトで伝えるのが一般的です。一方、i2iは、AIに画像を渡し、その内容を読み取ってもらって画像を生成する方法です。
例えば、自分で作ったキャラクターのイラストと、別のポーズを取っている画像を用意して、「このキャラクターを、このポーズに変更してください」と指示する使い方ができます。
このi2iのメリットは、複雑なポーズをAIに理解してもらいやすいことです。
「手を振る」「走る」といった動きなら、言葉でも伝えやすいですよね。でも、「壁に寄りかかって、少し前かがみになって、片手を額に当てて……」と細かくなるほど、思い描いたポーズを言葉だけで伝えるのは難しくなってきます。
そんなときに便利なのが、最初からそのポーズをしている画像を参照してもらう方法です。言葉だけでは説明しにくいポーズや構図も、画像を見せることでAIに伝えやすくなります。
──そこで今回は、ChatGPTで使えるi2i用のポーズ素材を紹介していきたいと思います。
イラストで使いやすそうなポーズ素材を中心に、カテゴリーごとにまとめています。あわせて、ChatGPTでの使い方や基本のプロンプト、ポーズがうまく再現できないときのコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。
i2iは、ポーズだけでなく、衣装の画像を参照させてベースキャラクターの服を着せ替える使い方もできます。以下の記事にて詳しくプロンプトを紹介していますので、併せてご活用ください。
i2i用ポーズ素材のプロンプト・使い方の解説
まずは、i2i用のポーズ素材(画像)の使い方とプロンプト(指示の仕方)を紹介します。
といっても、めっちゃ簡単です。
自分のキャラクター画像と、好きなポーズ素材をChatGPTに添付して、短い指示用プロンプトを送るだけです。まずは、立っているキャラクターを座ったポーズに変える例で紹介します。
用意するのは、この2枚
- キャラクター画像を添付する
ChatGPTの入力欄に、ポーズを変更したい自分のイラストを添付します。
- ポーズ素材をコピーして貼り付ける
この記事で好きな素材を選び、「画像をコピー」を押します。そのまま同じ入力欄に貼り付けてください。
コピーできない場合は、画像を保存してから添付してください。
- 次のプロンプトを入力して送信する
キャラクターを1枚目、ポーズ素材を2枚目に添付したら、次の文章を送ります。
基本のプロンプト
添付1のキャラクターのポーズ(全体)を添付2に変更してください。

実際にポーズを変えてみました
今回は、立ち姿のキャラクターを、膝を抱えて座るポーズに変更できました。


ポーズ素材
それでは、i2i用のポーズ素材を紹介していきます。
すべて画像の素材です。「画像をコピー」をしてから、ChatGPTの入力欄にペーストすると、画像が添付されます(もし動かない場合には、画像を保存して添付してください)。
かわいい・あざとかわいいポーズ
顔の横でピース
後ろ手でそっと前かがみ
片脚を跳ね上げて顔を囲む
しゃがんで両頬に手を添える
後ろの足首をつかんで釣り合う
TIPS
補助プロンプト
横アングル・顔は真横
片手を床について膝座りから振り向く
前かがみで見上げて片手ピース
前かがみで両手を頬の横に添える
しゃがんで手を胸の前に置き見上げる
膝座りで顔の前に人差し指を立てる
片脚で立って反対の膝を抱える
膝をそろえて座り両掌に顔を預ける
片腕で顔の半分を隠してのぞく
片手を床について顔の横で指を曲げる
上を見上げて両手を顔の横で丸める
片腕を抱えて肩をすぼめる
壁の端をつかんで横からのぞく
かっこいい・クールなポーズ
深い踏み込みから斜めに伸びる
低い姿勢から振り向いて腕を開く
椅子に座って上体をひねる
低く踏み込んで片手を頭に添える
頭に両手を添えて片脚を後ろへ交差する
腕を組んで片肩を上げ斜めに構える
立ち姿・振り返りのポーズ
片手を腰に添える立ち姿
背中を見せて肩越しに向きを変える
両腕を上げて伸びる
脚を交差して肩と腰を傾ける
後ろの壁に手をついて斜めに身を傾ける
TIPS
補助プロンプト
遠くを見る
横座りから背中越しに手を振る
TIPS
補助プロンプト
後ろから・振り返り構図
壁に片腕を預けて脚を交差する
脚を広げて腰を落とし両手を膝に置く
腰を落とした後ろ姿で肩越しに振り返る
片脚を高く上げて両腕を頭上に伸ばす
座り・しゃがみのポーズ
膝を抱える床座り
膝立ちで姿勢を伸ばす
脚をゆるく交差してくつろぐ
床座りで片脚を反対の膝付近へ重ねる
両手を後ろについて膝をそろえる
TIPS
補助プロンプト
顔は真横(右向き)
膝の上で腕を交差して小さくしゃがむ
膝を左右に開いて両掌を床につく
膝をついて両掌で支え上体を起こす
片膝に腕を預けてしゃがむ
椅子を逆向きにまたいで前腕を重ねる
脚を組んで、あごに手
寝転び・くつろぎのポーズ
うつ伏せで頬杖と脚上げ
横寝で上側の膝を引き寄せる
仰向けで片膝を抱える
横向きに丸まって手を枕にする
仰向けで両膝を横へ流して伸びる
横寝で片腕を頭上へ流し脚を重ねる
しなやか・大胆なポーズ
反りとひねりで腕を伸ばす
横座りから腕を大きく回す
膝立ちで片踵へ手を伸ばす
片脚を伸ばして上体をひねる
腕を交差させて背面からひねる
TIPS
補助プロンプト
後ろ姿
横向きに支えて片腕を伸ばす
後ろ手を組んで胸を開く
膝立ちで頭の後ろに手を添えてひねる
うつ伏せから両手で上体を起こす
横へ踏み出して両腕で弧を描く
両手を床について腰を高く上げる
脚を開いて座り片足へ斜めに伸びる
両手を膝前に集めて上体を深く倒す
膝立ちで両肘を開き胸を上へ向ける
膝立ちで片腕を抱え頭を後ろへ傾ける
背面の膝立ちから片腕を斜め上へ伸ばす
TIPS
補助プロンプト
後ろから、横顔
ジャンプ・動きのあるポーズ
自然に歩く
軽快に走る
空中でひねる片膝ジャンプ
宙で膝を抱えて小さく丸まる
つま先で旋回しながら腕を流す
横へ跳んで両腕でバランスを取る
横向きに脚を前後へ開いて跳ぶ
片脚を後ろへ伸ばして胸を開く
片手をついて低く着地する
前腕でかばいながら身体を横へ逃がす
横向きに漂って手足をゆるく開く
宙で上体を反らし腕をゆるく落とす
こちらに向けた仕草・リアクション
こちらへ手を差し出す
顔の横で手を振る
膝立ちから両手を差し出す
身体をひねり手前を人差し指で指す
片手を顔の下に差し出して身を傾ける
TIPS
補助プロンプト
ウィンクをする・可愛い表情
両手をL字にして顔の上下を囲む
片脚を後ろへ交差して両掌を開く
驚いて身を引き両掌を前へ出す
身を背けながら片手だけ後ろへ残す
あぐらで頭上のカメラへ片手を振る
TIPS
補助プロンプト
口を開けて驚いた表情
表情などもプロンプトで追記することで、バリエーションを増やせるのでおすすめです。
アングル・遠近感が映えるポーズ
深く前傾して膝に手を添える
上体を後ろへ倒して片脚を手前へ伸ばす
床座りで片膝を大きく手前に立てる
低いカメラへ掌を差し出してのぞき込む
手前へ足裏を向けて横に蹴り出す
段差に片足を掛けて前へ身を乗り出す
両手で後ろを支え片膝を手前に立てる
交差ステップで肘を上下に切り替える
跳び上がって頭上へ両手を伸ばす
立ち姿から大きく開いた手をカメラへ向ける
手前に片手をつき頭上で反対の腕を曲げる
両手を床について膝立ちで身を乗り出す
うまく再現できないときのコツ
最後に、ポーズ用素材の画像を使ってうまく再現できないときの対処方法を紹介します。
今回の素材をChatGPTでいろいろ試した中で、うまく再現されないことがあったのは、後ろ姿や振り返りのポーズでした。後ろ向きの素材を添付しても、キャラクターが正面を向いてしまうことがあります。
そんなときにおすすめしたいのが、短いプロンプト(言葉)で向きを補う方法です。
向きを伝えるプロンプトを補助として使ってみる
基本のプロンプトに、必要な言葉を付け足してみてください。書き方を厳密にそろえるよりも、どちらを向いてほしいのかが伝わるように補うイメージです。
| 使う場面 | プロンプト(補助用) |
|---|---|
| 後ろ姿にしたいとき | 後ろ向き後ろ向き構図 |
| 顔も体も後ろ向きにしたいとき | 完全後ろ姿 |
| 後ろから振り返っているとき | 振り返り構図 |
| 顔を横に向けたいとき | 顔は横向き顔は真横 |
実際に指定した2つの例
後ろ姿・振り返り
ポーズの指定に「後ろ姿・振り返り」を添えた例です。

後ろ姿・顔は真横
こちらは「構図:後ろ姿・顔は真横」と添えた例です。体の向きに加えて、顔をどちらに向けたいかも補っています。

細かな向きは、どこから見ているかを伝える
体を見る角度が変わると、手や親指の見え方も変わります。ところが、その違いが反映されず、構図に合わない向きで描かれる場合があります。
そうしたときは、どの方向から見た姿なのかを補い、その見え方に手や親指の向きを合わせるように伝えると、うまくいく場合があります。
例えば、体を斜め後ろから見た構図で、帽子を持つ手について使ったのが次の指示です。
実際に使った指示
Orient the hat-holding hand and its thumb consistently with the rear three-quarter view of her body.
日本語での意味
帽子を持っている手とその親指の向きを、体の後ろ斜めからの見え方に合わせてください。
この例では「斜め後ろからの見え方」を指定しています。手や親指の向きが構図に合わないときは、その場面でどこから見ているのかを言葉で補ってみてください(百発百中って感じではないです)。
今回は、i2i用のポーズ素材を紹介してきました。
このi2iは、使ってみるとなんかテンションあがります。
自分で作ったキャラクターのポーズが思いっきり変わって、それが綺麗に決まるとかなり気持ちがいいです。この感覚は、ちょっと味わったことのないものでした。
これはなんなんでしょうかね。自分のキャラクターのポーズが自分の指定で変わるから、キャラが生きてる感がするのかもしれません。
しかも、最近のチャッピーは画像生成の性能もかなり高くなっているので、キャラクターの一貫性も相当高いです。
本記事のポーズ素材を活用し、ぜひぜひi2iで遊んでみていただけたらと思います。
(今後はテーマ別に掘り下げてポーズ素材を更新していく予定です)

最後まで見ていただき、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています!気軽に残していってもらえたら嬉しいです。




コメント
いつも参考にしております。ありがとうございます😊主観視点でのお姫様抱っこ(自分がヒロインを抱いて彼女を見ている)を生成したいのですがAiは苦手らしく色々なAiで試しても出来ません。記事にてご教授頂ければ幸いです。
コメントありがとうございます!!
また、記事をみていただきありがとうございます!🌸嬉しいです。
主観視点のお姫様抱っこ、わたしもトライしてみたのですが、これめっちゃ難しいですね!!
コメントいただいてから、NovelAIで色々と試行錯誤していたのですが実現できませんでした😭
横構図を指定して、主観視点側のキャラクターに「pov, pov across chest」、「from above」、「princess carry」を組み合わせつつ、
お姫様抱っこされる側に「leaning to the side」などを入れてみて、いろいろといじっていたのですが、いまいちでした‥。
カメラアングルは、なんとかなることが多いのですが、抱っこがちゃんと成立しないですね😢
ちょっと調べてみたところ「POV Princess Carry PONY」というLoRAがあるようなので、これを入れてみたらいけるのかもしれません!!
わたしはNovelAIで引き続き挑戦してみようと思っています。もし成功できたら記事にしたいと思います!😁