
本記事では、AIイラストで「ピンク色の服・衣装」を作りたい方向けに、ピンクを使った配色パターンとプロンプトの組み立て方を紹介します。
今回は「ピンク色の服」のバリエーション作りで遊んでいこうと思います。
AIイラストで遊んでいると、服のバリエーション作りに困ることは結構あります。気がつくと制服ばかり生成していたり、たまには制服以外を作ろうと思っても、なぜかブラウスとミニスカートに落ち着いていたり。わたし自身、このあたりの組み合わせが元々好きなので、無意識にそちらへ寄っていってしまいます笑。
その中でも、特に悩みやすいのが配色パターンなんじゃないかなぁと思ってます。ファッションはアイテムの組み合わせでシルエットを作り、配色で全体の雰囲気を仕上げていくものだと思っています。
そこで今回は「ピンク色の服」縛りで、実際に遊びながら作ったピンク系コーデの配色プロンプトセットを紹介していきます。
ピンク色の服を作る基本プロンプト
それでは早速いっしょに見ていきましょう。
まずは、ピンク色の服を再現するベーシックなプロンプトから紹介します。
↓
パステルピンクの服

light pink clothes
ピンクの服

pink clothes
濃いピンクの服

dark pink clothes
+
画像全体がピンク寄り

pink theme
| プロンプト(呪文) | 内容 |
|---|---|
| light pink clothes | パステルピンクの服 |
| pink clothes | ピンク色の服 |
| dark pink clothes | 濃いピンク色の服 |
| pink theme | 画像全体がピンク寄り。ピンクが全体の支配色になる |
「pink clothes」自体はかなり曖昧なプロンプトです。どんな服なのかは一切指定していないので、具体的な服装自体はAI任せになる感じです。
これは服そのものをピンク色に指定し、あとはAIに任せてもらうやり方です。とりあえずざっくりとピンク色の服とピンク色のテーマのイラストを生成して具合をみてみたい場合に便利です。
ピンク色の服を配色で組み立てるおすすめプロンプト
続いて、NovelAIを使っている方にぜひ伝えたいおすすめの組み方があります。
ピンクを基調とした服に対して、配色で変化をつけるためのプロンプトのセットです。
↓

detailed clothes, pink tops, black bottoms, clothes with white accents
| プロンプト(呪文) | 内容 |
|---|---|
| detailed clothes | 服への書き込み量を増やす指示 |
| pink tops | ピンク色のトップス |
| black bottoms | 黒色のボトムス |
| clothes with white accents | 服に白色のアクセントカラーを入れる |
見ていただいた通り、ここでは具体的な服のアイテムは指定していません。
やっていることはシンプルで、「トップスはピンク」「ボトムスは黒」「アクセントに白を入れる」という配色だけを指定するプロンプトセットです。
これがNovelAIを使うときにめちゃくちゃ便利です。わたし自身、画像生成で服装を考えるときは、このような配色セットをベースに組み立てることが多いです。
何が便利かというと、最初に配色パターンを決めておけることです。あとは「blouse, skirt」のようにアイテム名を追加していくだけで、同じ配色イメージを維持したままさまざまな服装を試せます。
具体的な例です。
↓
Tシャツとショーパン

t-shirt, shorts
ブラウスとミニスカ

blouse, pleated miniskirt
Yシャツとパンツ

dress shirt, pants
| プロンプト(呪文) | 内容 |
|---|---|
| t-shirt, shorts, pink tops, black bottoms, clothes with white accents | Tシャツとショーパン(ピンク・黒・白アクセント配色) |
| blouse, pleated miniskirt, pink tops, black bottoms, clothes with white accents | ブラウスとミニスカ(ピンク・黒・白アクセント配色) |
| dress shirt, pants, pink tops, black bottoms, clothes with white accents | Yシャツとパンツ(ピンク・黒・白アクセント配色) |
この配色は、地雷系サブカルやY2Kファッションでよく使われる定番の配色パターンです。
この組み方の便利なところは、配色をそのまま維持しながらアイテムだけを入れ替えられることです。配色が持つ雰囲気は残したまま、自分の好きな服装でいろいろ試せます。
変更するのは「t-shirt, shorts」のようなトップスとボトムスの部分だけなので、作業もかなり楽です。アイテム名には色を指定しません。
配色とアイテムの方向性が固まってきたら、そこからフリルやリボンなどの装飾を追加していくことで、さらに具体的なコーディネートへ作り込んでいくこともできます。
また、一度服装パターンを作ったあとに色指定を分離しておけば、後から別の配色パターンへ差し替えるだけで、まったく違う印象の服装に変えることもできます。
どんな服が生成されるのかわからないのも、この方法の面白いところです。自分では思いつかなかった組み合わせが出てくることもあり、服装の引き出しを増やすきっかけにもなります。
一方で、服の形状を細かくコントロールできないのはデメリットです。あくまでも配色中心の組み方なので、服装の具体的なデザインはAI任せになります。ただ、もし気に入ったコーディネートが出てきた場合は、その後に具体的なアイテムや装飾を指定して固定化していけばオッケーだと思います。


ピンクベースの3色配色パターンとプロンプト一覧
それでは、前章で紹介した配色プロンプトの組み方を使いながら、ピンクをベースにした3色構成のファッションパターンを紹介していきます。
今回は、それぞれの配色プロンプトだけでなく、どのような雰囲気や印象になりやすいのかもあわせて解説していきます。
同じピンクでも、組み合わせる色によってガーリー系、ストリート系、韓国風、サイバー系など印象は大きく変わります。‥こういう配色を考えるのが好きすぎて、やり始めると手が止まらなくなってしまいます笑。
ピンク×ブラック×ホワイトのガーリー・ストリート
小悪魔的な可愛さ、メリハリのある強めストリート

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| pink tops, black bottoms, clothes with white accents | トップス:ピンク ボトムス:ブラック アクセント:ホワイト |
前章で紹介したパターンです。
黒で全体を強く引き締めつつ、アクセントの「白」を挟むことで、重くなりすぎず抜け感が生まれます。地雷系サブカルやY2Kカルチャーに馴染む、コントラストの効いた人気の構成です。
ピンクといえばまずこの配色が思い浮かぶくらい王道パターンですね。
作例で使った服アイテム:blouse, pleated mini skirt
ピンク×ブルー×シルバーのフレンチカジュアル
爽やかで自然体、都会的なこなれ感

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| pink tops, blue bottoms, clothes with silver accents | トップス:ピンク ボトムス:ブルー アクセント:シルバー |
ピンクの甘さを青で中和する配色です。
そこにアクセントとして「シルバー」の冷たさを加えることで、洗練された韓国キレイめ・フレンチカジュアルの印象に仕上がります。
子供っぽいキャラクターに使うと、少し大人になり始めの印象を加えやすい配色パターンです。
作例で使った服アイテム:ribbed sweater, denim mini skirt
ホワイト×ピンク×バーガンディのフレンチガーリー
お人形のような上品さ

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| white tops, pink bottoms, clothes with dark red accents | トップス:ホワイト ボトムス:ピンク アクセント:バーガンディ(深い赤) |
白とピンクという王道の甘い組み合わせに、アクセントとして同系色の「深い赤(バーガンディ)」を差し色にする構成です。
この濃色アクセントに視線が誘導できるので、コーディネートに奥行き(立体感)が生まれやすくなります。クラシカルで高級感のあるガーリー系って感じです。
作例で使った服アイテム:blouse, culottes
ライトグレー×ピンク×チャコールグレーの大人っぽ韓国ストリート
スタイリッシュ、スポーティーで少しアンニュイ

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| light gray tops, pink bottoms, clothes with charcoal gray accents | トップス:ライトグレー ボトムス:ピンク アクセント:チャコールグレー |
グレーのグラデーション(ライト→チャコール)の間にピンクを挟み込む構成です。
無機質なグレーにピンクが映えます。イメージとしては、韓国風のお洒落なインフルエンサーのような雰囲気を醸し出せます。キツい印象を与えずに、モードでストリートな空気感を作りたいときにおすすめの配色です。
作例で使った服アイテム:hoodie, dolphin shorts
ネオンピンク×シルバー×ブラックのサイバー・エレクトロ
近未来的なスタイリッシュさ、無機質で尖ったストリート感

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| neon pink tops, glitter silver bottoms, clothes with black accents | トップス:ネオンピンク ボトムス:キラキラシルバー アクセント:ブラック |
鮮やかなピンクに金属的なシルバーのボトムスを合わせることで、近未来的なサイバーファッション風の配色になります。
ここに締め色として「黒」を使うことで、ネオンピンクとシルバーが暴れないようにすることができます。強気でクールな美少女像を作れます。
作例で使った服アイテム:tight shirt, baggy shorts
ピンク×ホワイト×ライトブルーのバレエコア
儚げで幻想的な透明感

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| pink tops, white bottoms, clothes with light blue accents | トップス:ピンク ボトムス:ホワイト アクセント:ライトブルー |
トレンドの「バレエコア(バレリーナの衣装を模したスタイル)」を意識したドリーミーな配色です。
淡いピンクと白に、あえて反対色に近いシャーベットカラーの「水色」をアクセントとして差すことで、全体の甘さを引き立てています。
妖精っぽい、かつ清涼感のあるガーリーさを出すことができます。
作例で使った服アイテム:tulle top, ruffled skirt
ブラウン×ピンク×ホットピンクのY2Kギャル
2000年代のレトロなギャル感、ヘルシーでエネルギッシュ

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| brown tops, pink bottoms, clothes with hot pink accents | トップス:ブラウン ボトムス:ピンク アクセント:ホットピンク |
ピンクとホットピンクでちゃんと色分けして反応してくれたので採用した配色です(同化しちゃう場合もアリ)。
2000年代初頭のギャル系です。
ブラウン系は、意識しないとあまりピンク系で採用されない色ですが、ギャル系として活用できます。
アースカラー(ブラウン)とピンクのウエスタン・カジュアルな組み合わせです。ボトムスのピンクよりもさらに一段階強い「ホットピンク」をアクセントに持ってくることで、同系色のレイヤード(トーン・オン・トーン)のメリハリを狙っています。
色が似てるので同化されちゃう場合もありますが、決まるとかなり気持ちいいです。
作例で使った服アイテム:tank top, lowleg denim skirt


ネイビー×ピンク×グリーンのスポーティー・プレッピー
アクティブで知的、海外のスクールガール風

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| navy blue tops, pink bottoms, clothes with green accents | トップス:ネイビー ボトムス:ピンク アクセント:グリーン |
知的で引き締まった印象のネイビーをトップスに据え、ボトムスのピンクで軽快さをプラスしたスポーツミックスです。
ここに補色に近い「グリーン」をアクセントとして入れると、海外のストリートスナップ風のようなワンランク上の色遊びが楽しめます。
ネイビーを使っても重くならない、ピンクとも喧嘩しないさりげなく玄人向けの配色です。
作例で使った服アイテム:sweater, pleated miniskirt
ピンク×モスグリーン×レオパードのグランジ風
絶妙なダサ可愛さ・ユーズド感

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| pink tops, moss green bottoms, clothes with leopard print accents | トップス:ピンク ボトムス:モスグリーン アクセント:レオパード |
1990年代のグランジ・ファッション(アメリカ的普段着ベース・古着スタイル)をピンクベースにしたものです。
ピンクにモスグリーン(くすんだ緑)を組み合わせ、アクセントとして「レオパード(ひょう柄)」を足すことで、平成レトロや平成ギャルの系統に寄せていっています。
作例で使った服アイテム:ribbed sweater, cargo pants
ピンク×イエロー×レッドのレトロポップ
原宿系の遊び心

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| pink tops, plaid yellow bottoms, clothes with red accents | トップス:ピンク ボトムス:プレイド柄イエロー アクセント:レッド |
非常に彩度が高くて、ポジティブな意味でキッチュな構成です。
ピンクと黄色という膨張しがちな原宿系カラーに対し、締め色として「赤」を入れてパキッとさせる狙いがあります。コミカルで元気いっぱいのキャラクターと相性がいい配色です。
作例で使った服アイテム:cropped shirt, shorts
ブラック×ビビッドピンク×ネオングリーンのサイバーパンク
ピンクベースのサイバーファッション

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| black tops, checkered vivid pink bottoms, clothes with neon green accents | トップス:ブラック ボトムス:チェック柄ビビッドピンク アクセント:ネオングリーン |
黒×ピンクは、地雷系のイメージが強いですが、それを崩してサイバーパンク要素を強めた構成です。「ネオングリーン」をアクセントに入れることで、方向性づけをしています。
作例で使った服アイテム:hoodie, tight miniskirt
ベージュ×ローズピンク×ダークレッドのノスタルジックコーデ
映画のようなアンティーク感、文学少女風

| プロンプト(呪文) | 配色 |
|---|---|
| beige tops, rose pink bottoms, clothes with dark red accents | トップス:ベージュ ボトムス:ローズピンク アクセント:ダークレッド |
セピア映画のようなレトロでノスタルジックな配色です。
ベージュとローズピンクは上品な印象を狙えます。ここに、深みのある「ダークレッド」をアクセントとして入れることで、クラシカル感が強まってきます。
作例で使った服アイテム:bustier, long skirt
まとめ
今回は、AIイラストで使えるピンク色の服のプロンプトと、配色パターンの組み立て方を紹介しました。
ピンク系の服は可愛い系の印象が強いですが、組み合わせる色によってガーリー、韓国ストリート、Y2K、サイバー系、レトロ系など、かなり幅広い雰囲気を作ることができます。
また、服そのものを細かく指定するのではなく、
を分けて管理しておくと、あとからアイテムだけ差し替えたり、配色だけ差し替えたりしやすくなります。
以下に、記事内で紹介した基本的な組み方をもう一度まとめました。
| 役割 | プロンプト例 | 内容 |
|---|---|---|
| 服の詳細度 | detailed clothes | 服への書き込みを増やす |
| トップスの色 | pink tops | ピンク色のトップス |
| ボトムスの色 | black bottoms | 黒色のボトムス |
| アクセント | clothes with white accents | 白のアクセントを入れる |
| アイテム追加 | blouse, pleated miniskirt | 服の形だけを後から指定 |
配色セットを先に作っておくと、同じ服装でも雰囲気を変えやすくなります。色とアイテムを分離して管理できるので、服のバリエーション作りにも便利です。
服装作りで悩んだときは、まず配色パターンを先に決めてからアイテムを追加していく方法も試してみていただけたら嬉しいです。
気軽にアイテムの組み替えで雰囲気が差し代わるので楽しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています!気軽に残していってもらえたら嬉しいです。





コメント